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令和8年(2026年)1月5日(月) / 日医ニュース
令和8年 年頭所感
公益社団法人 日本医師会 会長 松本 吉郎
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明けましておめでとうございます。 会員の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。 本年の干支(えと)は、「丙午(ひのえうま)」です。「丙午」は、ある意味で最も有名な干支かも知れません。根強い迷信によって、前回の1966年でも出生率が前年より約25%も下がるなど、大きな影響力がありました。 「丙」「午」は共に「火」の要素をもちます。それが迷信にもつながっているのですが、別の面から見ると「情熱」や「エネルギー」と捉えることができます。実は私も午年生まれで本年は年男でございますので、高市早苗内閣総理大臣も自由民主党新総裁就任時に仰っておられましたが、私自身も「馬車馬のように」医師会のために働き、地域医療を守るという強い決意と信念の下、情熱的、かつ、エネルギッシュな一年にしたいと思います。 日本では、新年に門松・しめ縄・鏡餅の飾り付け、おせち料理、お屠蘇(とそ)、初詣、年賀状など、新しい年の無事を願うさまざまな風習があります。 わが国には、平安時代に宮中医官を務めた丹波康頼(たんばのやすより)が撰(せん)した、日本に現存する最古の医学書で、984年に朝廷に献上された「医心方」があります。現存する仁和寺の「医心方」は1952年に、東京国立博物館の「医心方」(半井家本(なからいけぼん))は1984年に、いずれも国宝となっています。日本医師会では、国宝「医心方」のユネスコ「世界の記憶」への登録を目指して活動しています。新年を機に、ぜひ、多くの会員の先生方に知って頂きたいと考えております。 また本年は、2月に冬季オリンピックがイタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで、6月にサッカーワールドカップ2026がアメリカ・カナダ・メキシコでそれぞれ開催されます。日本選手が大いに活躍されることを期待しております。 さて、昨年は参議院選挙が行われました。本会からは当時副会長であった、かまやち敏先生が組織内候補として出馬し、初当選を果たされました。与党が過半数割れし、自民党の全国比例の得票数も前回から大きく減少するという極めて厳しい状況の中でしたが、皆様のご尽力によって、医療・社会保障関係候補者7名のうち、トップの17万4434票余りを獲得することができました。 組織強化につきましては、私が日本医師会長に就任して以来、力を入れて取り組んで参りました。新たな医師会会員情報システム「MAMIS」によって、これまで書類で行ってきた入会・異動等の手続きをWEB上で行えるようになったこともあり、今年は更なる会員増に向けて活動を推進して参ります。